sankara hotel&spa屋久島（株式会社サンカラリゾートホスピタリティ）は、2012年３月に２周年を迎えました。開業時に "for the Yakushima" 宣言を行い、
　・本社を屋久島に置く
　・現地スタッフは住民票を屋久島に移して法人・住民税を屋久島に納める
　・スタッフが屋久島の地域ボランティアに積極的に参加する
　・地産地消を目標とする
など屋久島への貢献を誓いました。また、「サンカラ基金」を設立し、宿泊のお客さまから１滞在１名500円の寄付をお願いし、売り上げの一部を合わせ、屋久島の自然保護のために寄付する活動を続けています。2012年３月末時点で、総額2,075,000円となりました。

今年度のサンカラ基金の使途として、屋久島町役場の「屋久島里地里山保全再生計画」への協力・参画を決め、1,942,270円の寄付を行い、残額は次年度へ繰り越すことと致しました。この里地里山保全再生計画は、古き良き屋久島を取り戻すため、魚木（ギョボク･･写真の黄色い花）の増殖や花々の植栽活動を実施、豊かな自然環境や生活環境の向上を目指し、里地の復元による登山一極集中を防ぐことも目的としています。

かつて屋久島の里地には大型の白蝶「ツマベニチョウ」が数多く生息していましたが、食用の魚木や蜜元の花々の減少により、ツマベニチョウの生息数も減少傾向にあります。魚木の増殖や、花々の植栽により、持続可能で豊かな自然環境と生活環境を創出し、ツマベニチョウが乱舞する屋久島をめざします。

サンカラ基金の詳細は、こちら のページよりご覧いただけます。