滞在中、シャングリ・ラにたまたま滞在している友人、バンコクに住んでいる友人ガザ・サイアムに訪ねて来てくれることになりました。渋滞を避け快適に到着するにはボートが一番。ザ・サイアムの桟橋とサトーンの船着き場間をホテルがシャトルボートサービスを提供しています。片道約30分の、暁の寺、王宮などちょっとした観光気分で楽しめるボートクルーズ。プライベートピアでシャンパンと共に迎えられるなんてかなりオシャレです。(当日の実際の迎え方は少々異なりましたが、そんな風に到着したいロケーションです。シャトルボートはゲスト用のサービスなので、ビジターが利用する場合は予約が必要です。)サンセットの美しいリバービューを楽しみたい方には、サンセットクルーズもありますよ。カクテル、カナッペも付いて一人4,000バーツ(約13,000円、税サ別)。ゴージャス&プライベート感あふれるボートでサンセットクルーズが楽しめるのはバンコクではザ・サイアムだけですって。今回時間がなくてトライできなかったので次回は是非。ただし、8名以上ゲストがいないと催行されないのでその点はご注意!

リバーサイドのプライベートピアは、朝食後のくつろぎのコーヒーや、夕食前に軽く泡を飲むのに最適な空間です。食べたいメニューをオーダーして、プライベート・ダイニングを楽しむこともできます。いろいろなゲストのわがままを叶えてくれますね。

チョン・タイ・レストランのプライベート・クッキングクラスに参加してみました。タイでは多くのホテルがタイ料理クラスを開催していますが、専用の教室で大勢のゲストを対象に行われるクラスが多いなか、一組限定は珍しい・・いや、これも「初」かもしれません。朝、早めの朝食を済ませた後、総料理長のシェフ・ジェーンとトゥクトゥクでマーケットに出発です。総料理長が自らマーケットに案内してくれることも、トゥクトゥクに乗るのもなんか嬉しい。10分ほどの距離にあるローカルマーケットは、魚、野菜、肉、果物、ハーブ、スパイスなど何でも揃い、地元の人々が毎朝食材調達に来て賑わっています。珍しい食材や、タイ独特のハーブやスパイスなど、シェフ・ジェーンの説明を聞きながらマーケットを巡るのは何とも楽しい。日本ではお目にかかれない食材(ちょっとグロテスク系)も多数発見できます。日本から輸入された形の整ったイチゴやリンゴも軒先に並んでおり、ニッポンファンが多いタイではキットカットのみならず、フルーツ Made in Japan も人気なのかもしれません。シェフは数種類の野菜をおつきあいで購入し、待っていてくれたトゥクトゥクでホテルに戻るといよいよクッキングクラスの始まりです。先生はチョンでタイ料理を実際に作っているタイ人のシェフです。つまり、チョンのメニューをチョンのシェフが直々に教えてくれるわけです。実は前の日にバトラーからリストを渡され、前菜、メイン、デザートを一品ずつセレクトしてあったので、自分で食べたいものを作れます。それって気が利いていますね。私が選んだのはポメロのサラダ、ガッパオ、ココナッツとバナナのデザートです。シェフが説明しながら調理する様子をまず見学、そして実際に自分でもやってみる、デモンストレーションと実地のダブル体験で、この繰り返しのおかげでかなり習得率が高くなります。手前味噌ですが、いずれもたいへん美味しくできあがり、試食がランチになりますが、大満足でした。オシャレなエプロンとレシピを持ち帰れるので、絶対に日本に帰ってからも試したくなります。(ちなみに後日ガッパオを自宅で作り、満足の出来でした!)

ザ・サイアムのスパ体験も見逃せません。オーストラリアのノンケミカルブランド「ソダシ」のプロダクトは、アマンリゾートを始めラグジュアリー・リゾートのスパで人気がありますが、100%ソダシ プロダクトによるスパは、タイ初とのことです。そのオピウム・スパはメインレジデンスの地階(実はそこが地上階)に位置します。スイート同様に80㎡の広さのトリートメントルーム(全5室)は、すべてトリートメント用のベッドを2台、タイマッサージ用のマットレスが2台、シャワー、スチーム、クローゼット、トイレを備える豪華版です。施術前後にゆったりと寛げるバスハウスはローマ時代のゴージャスな浴室を思わせるようなデザインで、何もかも「パンパーリング」を極めています。シグニチャー・メニューはムエタイ・マッサージ。かなりディープなマッサージで、私の頑固な肩こり対策にもなかなか効きました。

ザ・サイアム・・・バンコクに初めて登場した、ラグジュアリー・アーバン・リゾートを是非ともトライしてみませんか?



バンコク初のラグジュアリー・アーバン・リゾート ・・・ 完結!


ザ・サイアム

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