客室は広々として機能的です。全ホテルの全館でWifiが無料で利用できるのが、シャングリ・ラ グループの嬉しい特徴の一つですが、パソコンや携帯電話などの充電も、ワーキングデスクでわかりやすく、使いやすく配慮されています。アジアのビジネス誌で、香港のNo1ビジネスユースのホテルに選出されたのも頷けます。ネスプレッソマシンも嬉しかったなぁ。到着時はホテルのオープン時から続く伝統的なチャイニーズティーセットのバスケットが届きます。保温効果も高いこのバスケットはお土産に購入希望するゲストも多いそうです。確かに欲しくなる一品です。バスタブからはテレビも見れる大型のバスルームには、ロコシタンのシャンプー、コンディショナー、シャワージェル、ボディーローションと種類豊富なバスルームアメニティーがきれいに並べられています。香港で初めて見ましたが、トイレの水がブルーレットみたいな水色だったのが印象的でした。

ディナーはミシュランスター獲得のレストラン・ペトリュスにて。正統フレンチのペトリュスは、クリスタルのシャンデリア、絵画、彫刻に加え、伝統的なヨーロピアンダイニングルームを再現したような青空を駆け抜ける白馬の壁画が天井に施されています。56階からのハーバービューは息を呑む美しさで、最高級のフランス料理をさらに引き立てます。名称通り、シャトー・ペトリュスのワインの品揃えは世界でもトップクラスです。また、フランスで精肉のキングと呼ばれるユーゴ・デノワイエの熟成された肉は香港では数件のレストランでしか味わうことができませんが、ペトリュスはその一つです。さらに、トリュフのハイシーズン(1月から3月)に合わせ、トリュフ三昧の特別メニュー(香港だからって、ナマコじゃないよ!)をいただきました。トリュフをフランスから供給しているトリュフ・ブラザーズ(実際は従兄弟)が各お料理ごとにトリュフをざくざくと・・・ えぇっ、そんなにいいの? ええっ、こんなに沢山いただけるの? ええっ、このお料理にも? ええっ、デザートにもぉ〜!? と、最後はトリュフ三昧がトリュフ責めになりつつありましたが、一生に一度の体験でしょう、ありがたくトリュフまみれになりました。 ちなみに、この最高級トリュフは120gが日本円換算で3万円ぐらいするそうですが、この日のディナーでは、一人120gは確実に食したと思います!

シャングリ・ラといえば、天井の高いロビーラウンジが特徴的ですが、ロビーラウンジのアフタヌーンティーは超人気メニューです。アイランド・シャングリラでは、トラディッショナルなアフタヌーンティーの他に、ストロベリー・アフタヌーンティー、チョコレート・アフタヌーンティーのチョイスもあり、1名分がHK$238、2名分でHK$428。今の日本円で換算(HK$1.00 =10Yen)すると、なんとお安い!

温水とは言え泳ぐには少々寒い香港でしたが、本気で泳げるラッププールがあるのも魅力です。プールサイドのウォーターサイドテラスでは、タイ料理をお楽しみいただけます。ミシュランスター獲得の広東料理レストラン、夏宮(サマーパレス)、和食のなだ万、シーフードのロブスター バー&グリル、オールデイダイニングのカフェTOOなどダイニングオプションも迷うほどのチョイスがあります。もちろん、ホテルから直接アクセスできるパシフィックプレイスのショッピングモールでのショッピングも欠かせません。数年かけてパシフィックプレイスのアップグレードが図られていましたが、昨年ハービーニコルスもオープンし、店舗の種類が増え高級化され、セントラルに行く必要がなくなった!というのが実感でした。一つのモールにすべてが揃っているので、本当に便利でした。



次回、香港の街紹介に続く・・・



Island Shangri-La Hong Kong

アイランド シャングリ・ラ 香港

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