ミャンマー旅行記 Part-1
ミャンマー旅行記 Part-1
ザ・ガバナーズ・レジデンス、ヤンゴン
黄金のシュエダゴン・パゴダにもほど近い桃源郷
ミャンマーの玄関口、ヤンゴンへはバンコク経由で毎日フライトが就航しています。今回バンコクで機材トラブルの為2時間ほどディレイし、ザ・ガバナーズ・レジデンスに到着したのはかなり遅い時間でした。空港でまず驚いたのが、日本の携帯電話が使えること!ミャンマーの携帯以外はすべてNGという認識のままでしたが、ASEANのオフィシャルイベント、会議が2012年はミャンマーで開催されるため、それに先駆けて昨年の12月から海外携帯の使用が可能になったそうです。パチパチパチ! ただし、日本からかけると「現在使われていません」と言われるようなので要注意。
2012年2月3日金曜日
ザ・ガバナース・レジデンスは大使館が並ぶ閑静な高級住宅地にあるので、町中は渋滞もするほど車が増えたヤンゴンの喧噪を忘れさせてくれるコロニアル建築のおしゃれなリゾートです。きれいに手入れの行き届いた芝生のガーデンとスイミングプールに挟まれた渡り廊下の向こう側に1920年に州知事の邸宅として建てられた低層階の建物。正面から見える部分はフロントオフィス(といっても一つデスクがあるだけ)レストラン、バー、ショップ、2階にラウンジがあり、客室の建物はその先の裏庭を囲むように佇んでいます。
レストランはエアコンのきいた屋内の席もありますが、テラスとガーデンのテーブルが人気です。緑に囲まれたコロニアルな建物の魅力を満喫できます。ミャンマーの代表的な麺の屋台をガーデンに再現してもらいました。モヒンガーというカレースープの麺は、ミャンマーの人々の朝食の人気アイテム。また、麺とナンプラー、数種類の野菜、エビパウダー、ココナツなどを混ぜ、フィッシュボールのスープと一緒にいただくミャンマーの定番朝ご飯、ミャンマー・モンティーは美味!
夕食のお勧めは、ミャンマー・ディスカバー・メニュー。ワンプレートで楽しむミャンマー料理は、チキンカレー、ご飯、漬け物、野菜炒め、ふりかけなど種類豊富で日本人に親しみやすい味。ヤミーヤミー・・・!! 驚いたことに、ミャンマー産のワインもあり、それがなかなかいけるソーヴィニヨンブランでした。ブランド名はレッドマウンテン。
2階建てのウッディーな邸宅風建物にある客室はシンプルですが、調度品には高級感があり居心地もヨシです。3年前は自分のパソコンのインターネット接続不可でしたが、Wi-Fiが改良されたか、政府の規制が緩くなったか、インターネットには簡単に接続できました。メールサーバーへの接続はWi-Fiのスピードが遅いとみえほとんど不可でしたが、突然(特に深夜と早朝)に繋がることがしばしば。バスルームアメニティーはさわやかな香りのオーガニックプロダクトでした。
プールサイドのデッキチェアに置いてあるのはベトナムスタイルの笠(帽子)と団扇です。見た目に可愛いだけじゃなく、日中の気温が軽く30度を超えるヤンゴンではありがたい気遣いと言えるでしょう。