ホテル・ダス・カタラタスの最大の特徴は、世界遺産&世界三大瀑布のイグアスの滝との位置関係です。見てください・・本当にイグアスの滝の目の前にあるんですよ! ホテルはガーデンウィングとフォレストウィングの2棟で、193の客室。オリエント・エクスプレスが取得後2年半の歳月をかけてラグジュアリーに改装しました。ポルトガルスタイルのオシャレでシックなデザインで、一部の部屋からは滝も見えます。ホテルのバーにはブラジルを代表するお酒でサトウキビを原料とした「カシャッサ」の品揃えが多く、その中よりお薦めのカシャッサを使ったライムとストロベリーのカイピリーニャを試飲・・モヒートのように爽やかでウマイ!

イグアスの滝を眺めながら食事ができるレストラン・イタイプでは、ブラジリアンとインターナショナルメニューを満喫できます。プールサイドのオールデイダイニング、イペ・グリルの朝食ビュッフェは、食べ過ぎ注意の豊富な品揃えです。また、プールサイドでのんびりくつろいでいたら、かき氷の山にスイカやメロン、マンゴが串ざしになったリフレッシュメントのサービスがあり、嬉しくなりました。なんか、気が利いているよね!

独立したスパ棟には、5つのトリートメントルームを完備(カップル用スイートを含みます)。ブラジルならではのトロピカルフルーツやオーガニックの植物由来のプロダクト(ナトゥーラ)で全身を癒し、リラクゼーションの極致をお楽しみください。

さすが、熱帯ジャングルの国立公園・・ハナグマの家族?群れ?が当たり前のように人を怖がることも無く歩き回り、川沿いの花にはハチドリがあつまり、様々な野鳥に遭遇します。そして、ホテルの目の前から滝を見学できる1.2キロに及ぶトレイルに入ることができ、30分ほどで滝に一番近づける終点に着きます。そこでは、悪魔の喉笛の90メートル程上の滝を目の前に見ることができます。もちろん、相当しぶきで濡れますよ。天気が良いので虹もくっきり見えます。世界遺産は世界中に数多くありますが、この滝は、一生のうちに一度は見るべき風景だと確信しました。ホント、ここまで来てヨカッタ!!

やはり世界最大の滝は贅沢に上空から見てみたい!! ヘリコプター遊覧ツアーを早速手配しました。わずか10分の飛行(1人110ドル)ですが、熱帯ジャングルの中の壮大な滝と、ホテル・ダス・カタラタスの風景は美しくダイナミックでした。またイグアスの滝との近さも改めて実感できました。そして何よりも上空から見る「悪魔の喉笛」に立ち上る炊煙は壮観の一言! ド迫力の滝の上を旋回すると大の男も思わず「ヤダ!怖い!」(@_@;)

また、ボートによる滝ツアーもびしょ濡れさえ覚悟すればかなり楽しめます。一番奥の悪魔の喉笛上部界隈まではボートが近づくことはできませんが(さすがに危険)、アルゼンチン側のやや手前の滝まで、大揺れに揺れるモーターボートで突入します(簡易カッパを貸してくれます)。下から見上げる滝、落ちてくる水のパワーと轟音を全身で感じながら、イグアスの規模に敬服するばかりでした。ボート乗り場まで電気自動車で通るジャングルには、ジャガーやピューマも生息しているらしい!怖いけど見たかったかも。このボートツアー、驚いたことに、完璧な日本語のイケメンガイドのヤゴ君が案内してくれました。 ヘリコプターやボートでのエクスカーションなどは、ホテルのロビーにトラベルエージェントデスクがあり親切に対応してくれます。今回は担当のダニエリさんが全て手配してくれました。

ペルーでは、クスコ、聖なる谷、マチュピチュ、リマで世界遺産を巡り、アマゾンリバーの自然に触れ、最後にブラジルのイグアスの滝を見て、壮大なる南米大旅行は終了しました。帰国時のフライトディレイの連続、そのため2つの空港に野宿するはめになったこと、さらにロストバッゲージ、グローブトロッターの破損などなど、最後はふんだり蹴ったりの体験でしたが、今となっては、この南米大旅行の素晴らしい思い出が改めて蘇り、本当に実現してよかったと思うばかりです。 フライトの乗り継ぎや手配、移動時間、旅行期間など大変な面は数々ありますが、一生に一度は無理してでもトライして、絶対に後悔はありませんよ!



・・南米大旅行記完結!



Hotel das Cataratas, Iguassu Falls, Brazil

ホテル・ダス・カタラタス、イグアスの滝

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