南米大旅行記 Part-9
南米大旅行記 Part-9
アクア・エクスペディション - 4泊のリバークルーズ
アマゾンのジャングル探検も残すところあと2日
アマゾン4日目の朝はあいにくの曇り空ですが、人々の生活はいつも通りスタートします。近隣では全ての生活をアマゾン川に依存する生活を垣間見ることができます。小さいときからアマゾンの自然と共存しているので、皆たくましい! そしてアリア号のガイドは頼もしい・・今日の支流探検は朝早くスタートしました。早々に「ミサゴノスリ(鷹の一種)」を発見!現地での呼び名では”美しい鷹”という意味だそうです。続いて「オニオオハシカッコウ」(カラスじゃないよ)・・今日も順調なスタートです。
一般のアマゾン川探検はアリア号のような豪華な船ではなく、宿泊は付近の村などに泊まり、質素な船で行われています。でも、アクア・エクスペディションは違います。
2011年8月24日水曜日
本日のテーマは「アナコンダ探索」で、朝はアナコンダが水辺で獲物を狙うところを見かけやすいそうです。その姿を求めてボートは支流をそれて、奥地の湖のような、いかにもアナコンダが生息していそうな場所へ進みます。
アナコンダ探しをしている最中にも様々な生き物に出会います。エサの魚を加えて飛ぶ「白サギ」、飛ぶのが苦手なニワトリみたいな「ツバメケイ」、水草の上を歩き回る「ジャサナ・レンカク」、水面すれすれを高速で飛び回る「グリーン・キングフィッシャー(カワセミ)」などなど・・今日は鳥類が多いなぁ・・で、肝心のアナコンダは?
そうです・・アナコンダ探索はあえなく撃沈! でも、可愛いオス(背中に黄色い線があるとオスだそうです)の「ノドチャミユビ・ナマケモノ」を発見!ナマケモノは動作がゆっくりなので、頭が200度近く回転して体を動かさなくても後ろを見ることができるそうです。また、ナマケモノは生涯木にしがみついて生活をするのですが、排泄の時のみ数週間に1回木から下りてきて、地面でするとのこと・・大変お行儀の良い生き物です。ペットにすると世話が楽かもしれませんね。 アナコンダは残念でしたが、ここで素晴らしい体験が待っていました・・ジャングルの中での朝食です。フレッシュ・ジュース、ハムとチーズのサンド、エッグ・サンド、フルーツサラダ、カップケーキ、ヨーグルト、温かいコーヒー・・そんなに食べることは出来ないでしょう! と、思ったのですが、この大自然の中だと”完食”です・・美味しかったぁ! ごちそうさま! さぁ、次のポイントへ移動です。
次のイベントは「ピンク・ドルフィン」です。しかし・・こいつがくせ者で、ボートの周りで頻繁に姿を見せるのを肉眼では確認できるのですが、これをカメラにおさめてやろう・・と思うとかなり難しいのです。おなじみの海イルカのように元気に跳ね回ったりすることはほとんどなく、水面に出てくるのは呼吸をする時のみ。また、支流の水はブラック・ウォーターで透明度が無いため、どこから出てくるか予測不可能状態です。アマゾンの淡水イルカには、ピンクとグレイの2種類がいますが、やっと撮影ができたのはグレイでした。ピンクも何頭も見たのに残念です。
アリア号では、午前中のエクスカーションが終わって戻ると部屋が綺麗に片付けられているのですが、その時にタオルで作られた可愛いマスコットが置いてあります(毎日違う)。その中でも最高傑作だと思われるのが、ハンガーを使ったこのサルの作品です・・お見事! 午後には、今日まで見てきたアマゾンの生き物や生態などのレクチャーが開催されました。
アリア号は次のポイントへと進路を進めます。日が傾き始めた頃、お待ちかねの「ピラニア釣り」にでかけます。ボートの音に驚いて一斉に飛び立つ「シラサギ」の群れ、上空には「エリジロサギ」や「ミサゴノスリ(鷹)」が舞い、まるで映画のワンシーンのようで、感動というよりは興奮してしまいました。
ボートはピラニア釣りのポイント目指してジャングルを分けて、奥へ、奥へと進みます。ピラニア釣りのエサはトリ肉を使いましたが、釣った魚を切り身にして使うことも有るそうです・・早い話が、何でも食いつくみたいです・・意外に入れ食い状態・・それだけどう猛ってことでしょうか?
連日楽しいイベント満載のアマゾン探検も今日で終わりです。そんな最後の日を飾るにふさわしい天気が、今までみた中で最高のリフレクションを放つブラック・ウォーターの姿を見せてくれました・・本当に鏡のようです。シラサギの群れに見守られて、美しい夕焼けの中をアリア号に戻るのもこれが最後かと思うと、寂しさを感じます。