南米大旅行記 Part-5
南米大旅行記 Part-5
ミラフローレス・パーク・ホテル
リマの高級住宅地で優雅にゆっくりすごす
再びリマへ。前回はトランジットのみの1泊だったので、こんどは少しゆっくりさせてもらいました。世界遺産にも登録されているリマの旧市街(セントロ)は、コロニアルの建物が立ち並び、徒歩圏内にカテドラル、教会、美術館などがあります。でも多くの会社が新市街のミラフローレス地区や、サン・イシドロ地区に引っ越してしまったため昼間は観光客でにぎわうもの夜間や、すこし奥に入った路地などは、スリ、強盗に注意してください・・・とガイドさんに言われ、チョット緊張! とはいえ、アルマス広場は、カテドラル、大統領府、リマ市庁舎に囲まれた、まさに旧市街の中心地で、黄色やピンクに塗られた歴史的建造物が軒を連ねています(この近辺は常にポリスがいるそうで安心)。スペインによるコロニアル時代にワープしたような気分になります。大統領府前には、近衛兵の交替儀式が行われている最中で、観光客の人だかりでした。
2011年8月16日火曜日
カテドラルはリマで一番古い大聖堂で、荘厳なファサード、堂々とした歴史的建造物です。インカ帝国を征服したピサロの遺体が安置されているそう。また、リマで最も美しい建物と言われるサンフランシスコ協会・修道院は、アルマス広場から徒歩で行けます。バロック様式の外観とは裏腹におおがかりなカタコンベ(地下墓地)があり、しゃれこうべや、人間の骨がところ狭しと安置してありました。ちょっとびっくり。
リマの旧市街を抜けて高級な邸宅が並ぶ地域のこんもりとした高台にある建物は18世紀にスペイン人貴族の邸宅として建てられたラファエル・ラルコ・エレラ博物館。そのラルコ氏はペルーの古代文明の研究家でもあり、モチェ、チムー、ナスカの土器や黄金などが時代別に展示されています。展示数、貴重度、そしてディスプレイも素晴らしく、引き続き古代文明の技術の高さに驚きました。ユニークなのは、別棟の古代ペルー時代の少々エロチックな土器の展示室(実はその数がスゴイ・・秘宝館級!)。ちょっと驚きました! また、美術館内の美しい花に囲まれたレストランは、観光客に人気のスポットでした。ここでもピスコサワーがウエルカムドリンクとして出てきました。食事もグッド! そして大変珍しい「ペール犬」(正式にはペルービアン・ヘアレス・ドッグ)にご対面・・・元々は食用だったらしいが・・本当に体毛が全く無い!
ミラフローレス・パーク・ホテルがあるミラフローレス地区は、海岸沿いの高級住宅地で、いくつも公園があります。中心部の喧噪がうそのように、ジョギング、犬の散歩、スケートボードなどを楽しむ人々がいます。その中で有名なのは「恋人たちの公園」で、その名の通り、恋人達が愛を語り合うための公園だそうです・・・日本だったら間違いなく○○委員会などのお堅い所から大反対を食らうでしょう。実に南米的なおおらかな一面ですね。
ミラフローレス・パーク・ホテルは83室のこぢんまりとしたホテルですが、全客室がジュニアスイート、またはスイートで、ジャクージやサウナ付きの部屋もあります。海岸を望む景色もすばらしく、白、黒、金を基調としたロビーには高級感が漂います。最上階の屋外温水プールと、種類豊富な朝食ビュッフェがうれしいThe Observatory Restaurantからの眺めはまさに絶景です。ロビー横の Dr Jekyll & Mr Hyde Bar(ジキルとハイド・バー)は落ち着いた雰囲気の本格的なバーで、ペルーのカクテルやピスコサワーなど自慢のメニューが多数ありました。ホテルの正面入り口の横から入れるMesa18は、スタイリッシュなアルフレスコと室内の席で上質なペルー料理をお楽しみいただけます。地元のおしゃれなグルメにも人気の高いレストランです。このホテルにいると静けさを感じますが、ミラフローレス地区には、カジノやディスコもあり、夜遊びも楽しめる場所だそうで意外でした。
オマケ。1996年12月17日に、リマの日本大使公邸で青木盛久ペルー日本国特命全権大使がホストする天皇誕生日祝賀パーティーの最中に、600人の人質にとる占拠事件が起きました。世界中のメディアが注目する人質救出作戦がその後127日も続き、フジモリ大統領の決断による武力突入で事件が解決しましたが、旧日本大使公邸は無人のまま今も残されており、入り口のドアには銃撃戦の弾痕跡が今も残っていました。現在の大使公邸のセキュリティーが厳重であることは言うまでもなく、地元の人は要塞と呼んでいるそうです。
Part 6 へ続く・・・
Miraflores Park Hotel, Lima
ミラフローレス・パーク・ホテル