ロイヤルミラージュとザ・パーム間に、現在は1日7本のシャトルボートが運航されています。椰子の木を模したデザインのパーム・ジュメイラのニュードバイにほど近い半島の先端に立つザ・パームのマリーナには、ロイヤルミラージュのジェティー(船着き場)からわずか10分で到着。マリーナからレセプションのある3階建てのマナーハウスまでバギーで移動します。エントランス前のパーキングには、クルマ好きには堪らないような高級車がずらり・・・。

コンテンポラリーで、スタイリッシュな空間を囲むムーア様式とアンダルシア様式を巧みにブレンドした独自の建築様式を取り入れたこのリゾートは、64の広々としたゲストルームと26のスイート、4つのプライベート・ビーチ・ヴィラで構成されています。スタンダードなプレミアムルームでも、65㎡の広さで、ターコイズブルーとパープルの色調が落ち着いた雰囲気を演出しています。広々としたバスルームには真っ白い卵型のバスタブ、各部屋のテラスからは、プールの向こうに椰子の木を模った島の幹部分に立つ高層ビル群を一望。壮観な眺めです。

ミシュラン3スターシェフのヤニック・アレノがプロデュースする3つのレストラン「ZEST」「STAY by Yannick Alleno」「101」では、それぞれ異なるダイニング・エクスペリエンスを楽しむことができます。「STAY by Yannick Alleno」を任されているセバスチャン・ルッフォは、ドバイに来る前はヒルトン東京の「ル・ベルゴー」で2年間腕を振るっていただけあって、日本人の嗜好をよく理解している陽気なシェフです。彼が特別に用意してくれたディナーは、さすがミュシュラン3スター、堪能しました。調理の合間にも私たちのテーブルまで来て料理の説明をし、皆の感想を熱心に聞くセバスチャンは、料理の腕だけではなく、人間的にも本当に素晴らしいシェフだと感じました。

マリーナの上にある「101」は、ニュードバイのスカイライン全体を見渡すことができ、夜は香港に負けないくらい美しい夜景を満喫できます。昼夜を問わず、ライトな地中海料理とシャンパンをリゾート気分で気軽に味わうことができます。101で夕暮れ時にアペリティフを楽しむのは、今ドバイで一番クールかも・・・・。

椰子の木を配したデザインが美しいプールサイドには、冷房付きのカバナ・スイートが6つあり、バスルーム、シャワー、テレビ、ミニバーなどの設備も整っています。アウトドア・デッキには大きな丸いデイベッドも。このラグジュアリーなカバナ(カバナと言うよりは・・立派な部屋です)は、4人まで利用可能ですが、料金は1日約38,600円〜!

2,400㎡の広さを誇るワン&オンリー・スパには、屋外パティオつきの9つのスパ・スイートがあります。そのうちの1つ、面積が108㎡もあるカップル用のスイートには、プライベートロビーからVIP用エントランスを経てアクセスできるため、完璧なプライバシーを保つことができます。カップル用スイートはハマムの設備も備えていて、アラビアンスタイルの泥パック「ラスール」を体験することも可能。お肌がスベスベになるラスール、お薦めです。

お部屋にウェルカムレターと共に置かれていたGMからのプレゼントは、オシャレなパナマ帽。白い麻のスーツにパナマ帽姿のジェームス・ボンドが、プールサイドのラウンジでマティーニを傾けていても、ぴったりハマルこと間違い無しのラグジュアリー・リゾート、ワン&オンリー・ザ・パームです。


One&Only The Palm, Dubai

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