モロッコ、マラケシュ
モロッコ、マラケシュ
世界で一番美しいホテルと称される歴史的なホテル、ラ・マムーニア マラケシュ
かつて、チャーチル元英国首相が「世界で一番美しいホテル」と絶賛した、マラケシュの歴史的なホテル。3年間の年月をかけて大改装し、新しいマネージメントチームと共に2009年にリニューアル・オープンしました。今回のケントス・ブログでは、その「世界で一番美しいホテル」ル・マムーニア マラケシュをご紹介します。
2011年3月16日水曜日
城壁のような壁に囲まれた広大な庭は緑あふれ、鳥のさえずりが随所で聞こえてきます。野菜やハーブのオーガニック菜園で採れる新鮮な食材はホテルのレストランで毎日用いられます。中でもマラケシュの太陽を思いっ切り浴びた数種類のトマトを使ったシェフ自慢のサラダは絶品!ただし、収穫の都合により提供される日は限られます。
冬でも日中の気温は25度前後なので、プールサイドは太陽を求めるヨーロッパ人が日光浴で大忙し。朝晩はジャケットがないと寒くなるのが、モロッコの気候。プールサイドの地中海料理レストラン「ル・パヴィリオン・ド・ラ・ピシーヌ」では、朝食、昼食が豪華なビュッフェで楽しめます。窯焼きのモロカン・ブレッドは絶対にトライしたいアイテムの一つ!焼きたての本格的モロカン・ブレッドはなかなか食せませんよ!
モロッコ料理の「ル・マロケン」。チョット日本人にはヘビーなモロッコ料理ですが、街のレストランと比較したら、かなりライトで美味しい!とは、モロッコ5回目のマサミさんのコメント。モロカン・レストランは、黄色がテーマーカラー。各レストランが異なるテーマカラーがあり、食器はその色を配した特注品!このホテルは凝りますなぁ・・。
フレンチ・レストラン「ル・フランセーズ by ジャンピエール・ヴィガト」は、朝食、昼食、夕食を提供。オレンジ色が素敵!夜のメニューは本格正統フレンチですが、ランチにはサラダやパスタなどライトなメニューも豊富に取りそろえています。当然、ここでもベジタブルガーデンで採れたトマトサラダはお勧め!
ラ・マムーニアには、先の「ル・マロケン」「ル・フランセーズ」「ル・パヴィリオン・ド・ラ・ピシーヌ」以外にもイタリアンの「イタリアン by ドン・アルフォンソ」があり、テーマカラーはパープル。夕食のみの営業です。そのほかラ・マムーニアではモロカン・ティーでのハイティーやバルコニーでの朝食などなど・・グルメ通にも大満足のリゾートです。
ヘッドソムリエのクリステル。たぐい希なる才能のソムリエだと総支配人のディディエ・ピコ氏も絶賛。ワインセラーでのワインテイスティングで、モロッコ産ワインを賞味。実は、モロッコ産ワインは無名なだけで白・赤とものに実に秀逸でした。
今年、英国版コンデナスト・トラベラー誌に、ベスト・スパ・イン・ザ・ワールドに選出されたマムーニア・スパ。モロッコらしいメニューは、やはりハマムでしょう!スパエリアにあるインドアプールは二つとも美しいことこの上ありません! 中東の文化と、ヨーロッパの文化が融合し、フランスからの影響を多く残すモロッコ、マラケシュ。その地に訪れた多くの著名人から高い評価を博し、お迎えした歴史的なホテル。ラ・マムーニア マラケシュに是非とも一度足を踏み入れてみてください。きっとその魅力にとりつかれてしまうことでしょう!
LA MAMOUNIA MARRAKECH
ウェブサイトへは こちら から
合計208室(スイートがそのうち70室!)に対してスタッフは800人。彼らのユニフォームもすべてテイラーメイドで、その数はなんと170種類です。ユニークなモロカンスタイルはもちろん、とてもシックで素敵なユニフォームがたくさん見られます。真ん中の写真の上下は、思わず「買えないかしら?」と思ってしまうほど素敵でした。
客室に備え付けのゲストダイレクトリーカバー、リモコンケース、ルームサービスメニューカバーなどは鮮やかなオレンジ色のレザー仕立て。オレンジと言えば・・・気になりGMに聞いてみると「エルメスへの特注だよ」との返事でした。なんとティッシュボックスまでエルメス仕様。ほかにもクロゼットの引き出しなどにも同様な素材が使われていました。(素敵だけど持ち帰ってはダメですよ!)
ラ・マムーニアは、メディア(旧市街)の中にある唯一のホテルです。メディナには有名なジャマ・エル・フナ広場と、それを囲む迷路のようなスークが広がり、案内人(ガイドさん)無しでは、ちょっといけないかも?革製のスリッパのようなバブーシュはやはり買わない訳にはいきません!値段は必ず交渉しなくてはダメですが、安いバブーシュは皮のなめし方がイマイチで、履いていると臭いが気になるので要注意です。